2007年03月

華麗なる恋の舞台で

いや?、今日の映画、よかったわ?。
見ていて、スカッとした。

してやったり。
思わず拍手をしたくなるほど見事な復讐でした。
こんなに見てスッキリする復讐もなかなかないです。

日本語のタイトルは「は?」と思うけど、
原題は『Being Julia』

1938年ロンドン。満たされながらも人気舞台女優ジュリアは、親子ほども年の違う米国人青年トムと出逢い、恋に落ちる。しかしそれもつかの間トムは若い女優と恋仲になり、ジュリアは傷心。それでも、彼女はトムの願いを聞きいれ、その女優を自らの舞台に抜擢までして、余裕の素振りを見せるのだった。現実を受け入れ、すべて譲ってしまうかに見えたジュリアだが、傷ついただけでは終わらないのが、大人の恋。彼女の人生の第2幕は、まるで華麗な舞台のように、ドラマティックな結末を用意して、今、幕をあけようとしていた―。

アネット・ベニング、ホンマに上手いわ。
上手い(巧い?)ってこういうことを言うんやなぁと。

あと音楽がよかった。
第二次大戦が始まる前の豪奢なロンドン社交界を見事に表現していました。

これはオススメ。
もっと年取ってから見たら、主人公ジュリアに重ねて見る事ができるんかも。また違った面白さがあるんだろな。

おひさ?

今日は久々に大学時代の友人に会った。
大根も返してもらった。
すっかり忘れてた・・・。
しばらく大根は私の家に置いておくことになりそうだ。

ひたすら喋りましたね。
とどまることなく。
映画から仕事のこと、本のこと、近況、etc.
西北のカフェフラット、居心地良かったわ?。

今夏私はやはりポルトガルへ行きそうです。
帰りに本屋でポルトガルに関する本を探しまくり、立ち読みしまくりました。
こうまでしてしまうとどうしても行きたくなってしまいます。
実はもうとある旅行会社に見積も出してもらいました。
初一人旅を実現するべく、後は日程調整等だけ・・・。

のりちゃん、今度キックボクシング連れてってね。
あとふなっぺさんもお誘いして、3人で日帰り旅行も計画できたらいいですね。

いじわるばあさん。

今日はフィギュア世界選手権のフリーでしたね。
テレビで見ました。

結果は1,2位を日本勢が。
1位が安藤美姫、2位が浅田真央。

良かったね。

で、なぜタイトルがいじわるばあさん、なのかというと
私は1位が安藤美姫なのが素直に喜べないからです。
どうしても浅田真央に獲ってほしかった。
彼女のフリーの演技はホントに見ていて楽しかった。

浅田と安藤の何が違うかを家族で議論した。

1.表情
浅田には表情があり、それが可愛らしいと素直に思える。
安藤には表情がない(ような気がする)。

2.演技
浅田の技術、表現力は多分素人目に見てもスゴイというのがわかる。
安藤は今回金を獲るため無難な感じがした(素人目に見て)

3.顔そのもの
ごめんなさい。これは生まれ持ったものだけど、これが一番の理由。
安藤の顔は好き嫌いの分かれる顔だと思うの。
で、我が家は全員ムリなのです。。。

でも二人ともこれまでものすごい努力を重ねて、積み上げたものだものね。
真央ちゃんにはまだまだこれからがあるし。

ってなわけで、今日はいじわるばあさんになりました。
(安藤ファンの方、ごめんなさい。)

キンキー・ブーツ

懲りずに映画見続けて3日目のつぶまるであります。

今朝は体調不良にて遅刻したのにもかかわらず、映画は見る!と気合を入れて仕事にかかる。
最近優先順位は映画に相当傾いている。(前からやけど)

で、見たのはイギリス映画、『キンキー・ブーツ』。
前からずっと見たかったんやけど時間が取れなくて。

「倒産寸前の靴工場が一発逆転の再起を狙う、実話に基づいたハートフルコメディ」らしい。
ホント、そのとおりです。
そのとおり、なんだけど、見ずにはいられない。
だってやっぱり感動したいから。

何がよかったかって、ローラ役のキウェテル・イジョフォーがハマりすぎ。歌とダンス上手すぎだよ、男にしとくの勿体ない!
あと、工場の労働者(ではなく職人、かな)が皆イイ人ばっかり。見ていて自然に笑いが込み上げてきました。

イギリス映画と言ったら、『フル・モンティ』に『リトル・ダンサー』、『カレンダー・ガールズ』に『ブラス!』。どん底も味わった上での不屈の精神から新たなビジネス(ビジネスに限らずだけど)を生み出すことにかけてイギリスという国の右に出る国はないだろうと思う。

まぁ、難しいことは言わずに、見てほしい一作であります。
笑いと娯楽性、また感動を求めるなら見る価値アリかな。

みえない雲

今日は久々に暖かく、先日買ったスプリングコートを初めて着ることができました笑顔

で、出かけたのはまたもや映画を見るため。
はい、今週も映画を見まくります。

『みえない雲』
ドイツ映画。

高校3年生のハンナは、幼い弟ウリーと少し口うるさい母親の3人で暮らすごく普通の女の子。ある日、転校生のエルマーから呼び出され人気のない教室へ行くと、ぎこちない会話の後に突然のキス。しかしそんな幸せな気分も束の間、突然けたたましいサイレンが鳴り響く。
美しい自然に囲まれた、のどかで小さな街を襲った突然の大惨事。近郊の原子力発電所が事故を起こしたのだ。街はパニックに陥る。「必ず迎えに行くから、家で待ってて」。ハンナは彼の言葉を信じてウリーと自宅で待つが、放射能を帯びた雲が迫ってくる。母親の行方も分からないまま仕方なくウリーを連れ外に出たハンナは、極限状況下で暴徒化した群衆に巻き込まれてしまう。次々と降りかかる予想も出来ない困難に、勇気を持って立ち向かうハンナ。果たして彼女は再びエルマーに会う事が出来るのだろうか?

とまぁこんなふうなあらすじを見たらパニック事態におけるよくあるラブストーリーって思われるかもしれないけれど。
次々と降りかかる災難が重すぎて、自分に置き換えたら・・・きっと狂ってしまうと思う。

原発事故って他所の国の出来事と思われるかもしれないけれど、日本は世界でも有数の原発国。狭い国土に55基も原発がひしめいてる。まだ新設の原発もあるらしい。チェルノブイリも日本から8000キロ離れているのに放射能は流れてきた。と考えると福井県やらの原発で放射能漏れが起こった時、この映画のようなパニックに陥ることは免れない。
と思うと、寒気がした。

映画のラストは清々しく、希望に満ちた終わり方だったけれど、何だか素直には喜べない感じがした。傍観者でいてはダメですね。

またヒロインの女性は、チェルノブイリの事故が起こった年に生まれ、彼女自身心臓に穴が開き、片肺がない。
そんなことを微塵も感じさせることなく、ヒロインを魅力たっぷりに演じきったパウラ・カレンベルクは賞賛に値する女優だ。

原作も読みたくなりました。
現実に起こり得る危機というものを考えてもらうためにも多くの人に見てほしいです。
プロフィール

ちろりんまる

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