くぅ?。感想書いてたのに全部消えてもーたー。

久々にあらすじを引用せずに書いてみようと思う。

恋多き女性ながらも、自分のことを真剣に愛してくれる男性はいないと、お酒に頼ったり、会ってすぐの男性と最後までいっちゃったり、不安性の発作に襲われたりする、ちょっとイタイ30代独身ニューヨーカー、ノラ。
キャリアもあるし、ルックスもイケてるはず、なのに・・・。
そんな彼女が偶然出会ったのがフランス人のイケメン、ジュリアン。
二人は意気投合するが、ジュリアンはパリへ戻ることになり・・・。

とまぁこんな感じですわ。
イブに一人で、恋愛映画。
どうなんですかね?

でもまぁ良かったよ。
思ってたより深くて。

ノラがジュリアンを追ってパリに来て、でも連絡先も失くして、打ちひしがれてバーで飲んでた彼女に声をかけた初老の男性。
パリならではのエスプリの効いた言葉でノラを導き、タクシーに彼女を乗せて最後まで手を振っていたこの男性。
私、この男性にホレましたわ。
一番素敵だったよ、この映画の中で。マジで。

あと、ノラの親友のオードリーとノラとのやりとりも素敵でした。
言いたいことは言い合えて、ノラがヤバイときには行動力を発揮して助けてくれる。
私もそんなふうになりたいね。

あー、それにしてもジュリアン、男前やったな。
あんな人いませんよ、フツー。
メルヴィル・プポーかっこよすぎやな。
あと最後に地下鉄で現れるなんてニクいよ!
パリのメトロは本当に不思議な場所だと思います。

タイトル、ブロークン・イングリッシュっていうからどんだけコミュニケーションできへんねんって思ったけど、全くそんな事はなく。
ホンマに片言やったら映画にならへんからね。
でもアメリカ人もフランス人も互いに先入観で「?人はこんなヤツ」っていうことを思いながら接してるから、行き違いを生むんだってことはわかったかな。


そう言えば、今日はこの映画を観るためにそそくさと会社を出たんだけど、会社を出る直前、階段ですれ違った専務。

私「お疲れ様です。お先に失礼しまーす」

専務「お?、お疲れ様」

―専務、階段をかけ上がる。私、階段を下りる。
と、突然専務が振り返る。

専務「ぅおほっ。はよ帰りや?(ニヤリ)」

・・・空しい誤解だよ。
ま、そうってことにしとこ。

そんな思い出の残る(?)映画でした。

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